はじめまして
はじめまして。とぺと申します。ブログ始めてみました。
自己紹介
- 職業:某大学4回生*1
- 好きなもの:歌と酒と旅と飯
なぜブログをやろうと思ったか
正直言って「なんとなく」としか言いようがないのですが、強いて言うなら、Twitterで配信できないような長文で何かについて綴ってみたいなと思ったからです。Twitterは1ツイートが140文字までに制限されていることはあまりにも有名ですが、140文字だけでは伝わらないこともあります。普段私はTwitterに生息しているのですが、どうしても短文での情報発信ばかりになってしまう。そこで、何かしら長文で表現できる場が欲しいと思い、ブログを開設するに至りました。
どういうことを発信していくのか
基本的には、ブログのタイトル通り日記みたいなものにしようと思っています。例えば、イベントの感想を書いたり、旅行の感想を書いたり、普段の日常で起こった出来事を書いたりもする予定です。想定している読者層はいわゆる肝人*2ですが、もちろんパンピ向けの記事も書くので、どのような記事にせよ読んでいただければ幸いです。次以降の記事は、とりあえず8月中の出来事として、TrySail3rdツアー千秋楽幕張公演初日の話、愛媛・広島旅行の話、(高校の同窓会の話、)沖縄旅行の話でも取り上げようかと思っています。
筆不精なため更新頻度はあまり高くないと思われますが、今後どうぞよろしくお願いします。最後までお読みいただきありがとうございました。
院試に受かりました
※スマホとPC両方で書いているため句読点の表記がバラバラですがご了承ください
こんにちは.
つい先日,京都大学大学院情報学研究科先端数理科学専攻の院試に合格しました.
ガハハ.いいだろ.
というわけでよくある院試受験記のブログです.
地味に内部進学かつ一般選抜で先端数理に受かったっていうブログは軽く検索した限りではヒットしなかったので,実はこの記事がパイオニアです.先行研究あったら教えてください.
先端数理科学専攻に出願した理由
学部の研究室配属で先端数理科学専攻の研究室に配属されたからです.ではその研究室を選んだ理由は何なのかというと,まあ総合的な判断ですね.
- 研究室配属バトル(a.k.a. LIAR GAME)でプロとバトるのを防いだ結果(行けるなら非平衡物理学や数理最適化などの研究室も行ってみたかったんですが,まあそういう研究室はめちゃくちゃ人気なので僕みたいな成績弱者では成績で殴るという行為ができないので無理でした)*1
- 研究室見学のときの雰囲気が良かった(准教授が「卒業したいだけならうちが一番楽」みたいなこと言ってた記憶ある)
- 研究内容が割と多彩でなんにでも応用利きそうだった(計算力学的アプローチは割となんにでも出来そう.知らんけど)
具体的な理由はこんな感じです.そして無事に配属されることができ,出願を決めました.ちなみにそもそも大学院に行こうとした理由は,就活までの延命措置まあ学生続けてれば無限に知見を得られる機会はあるし,知識を得るという行為は好きだからですね.
ところで,大学院に出願する際は,当然他の専攻や他大の大学院も選択肢として浮かび上がってきますが,僕は全く考えてませんでした.
- 他の専攻→第一志望で配属されているのにわざわざ他の専攻に行くメリットはない.
- 他大の大学院→実は3月ぐらいにちょっと調べたが,そもそも関西を出たくない欲が強すぎて気づいたら候補から外していた.実際東大の情報理工学系研究科には割と面白そうな研究室があったんですが,僕の持論として東京はぎょうさん人いはるしにぎやかでええところですし……(炎上)(はんなり京都人ぶり)(共通の敵)*2
というわけでそのまま内部進学することにしました.
先端数理科学専攻の入試とはどういうもの?出身地は?彼女はいるの?調べてみました!
こんなブログ読むより募集要項見た方が速い.嘘、一応書きます。まず先端数理科学専攻には一般選抜と推薦選抜があります。推薦選抜だと口頭試問のみで合否が決まるらしいですが、そもそも推薦書を書いてもらうためにGPA3.6/4.3~(この辺は人によってバラバラです。3.8って言ってる人もいます)要るらしいんですが、当然GPAがそんなにあるはずもないので一般選抜を受けます。推薦選抜の話が気になる人は「情報学研究科 推薦 ブログ」とかでググると先輩方や同期のブログがヒットするのでそっち読んどいてください。
で、一般選抜の内容はというと、(そもそも志望理由書を書かないといけないけどそれは置いといて)筆記試験と口頭試問があり、筆記試験に合格すると口頭試問に進めるみたいな感じです。筆記試験は基礎科目と専門科目から成ります。
- 基礎科目:1回生レベルの線形代数学*3・1回生レベルの微分積分学・複素積分・1回生レベルの力学*45問中3問選択。つまり数学だけで受かることもできる(後述するが僕はそうした)
- 専門科目:各研究室の研究内容に関連した問題(解析学・応用数学・工業数学・統計力学・流体力学)5問中1問選択。
こんな感じです。専門科目は別に志望する研究室に関係なくなにを選択しても良いので、例えば僕のように本来工業数学を解くべき人間が流体力学を解いてもいいです。ただし後述しますが多分それをすると口頭試問でなんでそうしたか訊かれます。口頭試問に関しては人によって内容が多分全然違うので、後で当日の話と一緒に書きます。
で、ここまで書いて賢明な読者は気づいたはずなんですが、なんとこの専攻、英語がありません。他の専攻はTOEICとかTOEFLとか受けてそのスコアを提出しないといけないのですが、ここは†先端数理科学†専攻なので数学と物理しか見られてません。まあTOEICは就活にも使えるとか使えないとかそんな話を聞くので,いい機会でした.
当日までにやったこと
外部だと1年前からやるとか、プロは2週間前からでも間に合うとか色々な話を聞きますが、僕は凡人なのでゴールデンウィーク明けぐらいからぼちぼち勉強してました。2ヶ月あったので、最初の1ヶ月で今までの復習をして、残り1ヶ月で過去問やりまくることにしました。
試験2~1ヶ月前まで
昔はHPに「参考問題」という、各科目ごとにこういうの出すよ~っていう問題が何問もあったんですが、なんかちょうど勉強を始めようと思ったタイミングで見てみるとなくなってました。幸い先輩から、院試対策用の資料がいっぱい入っているクラウドストレージのリンクを貰っていたので事なきを得ましたが、一部内部生も困っていたのでサイレントで消さないでほしい。外部?知らん基本的にこの期間は参考問題をまず何も見ずに解こうとしてみて、無理やったらそれを解くのに不足している知識を「公式集」的なページを作ってまとめることの繰り返しでした。
こんな感じ。
とりあえず基礎科目は全部解けるように、専門科目は工業数学と流体力学どちらも選べるように勉強してました。流体力学に関しては参考問題作った人が今と違うらしく参考にならないので、流体力学の研究室の教授が担当してた流体力学の授業のレポートや定期試験を解いてました。ちょうどそれらを解き終わったぐらいで院試1ヶ月前になったので、過去問演習に移行していきました。また,この頃に並行して志望理由書を書いて,推薦で去年合格された研究室の先輩に見ていただいてました.この場を借りて重ねてお礼申し上げます.
試験1ヶ月前~前日まで
新しい順に過去問をひたすら解いてました。ひたすらと言ってもそんなに何年分もあるわけではないし、まあ一日に少なくとも1年分はやるか~ぐらいのノリでした。
で,この2ヶ月勉強以外してなかったのかというと全くそういうことはなく,普通に飯行ったり呑み行ったり,お歌の練習行ったりゲームしたりしてました.何なら院試の6日前に後輩の演奏会手伝いに行った後呑み会主催してました.危機感とか完全にどっか行ってます.この頃になるとむしろ研究室ゼミの予習や発表準備の方に時間使ってました.てかこっちの方がしんどかった.嘘です.
当日の話
当日は朝9:30集合でした.我々のコースが大体いつも授業で使っている建物に入って,教室が開くのを待ちます.見知った顔もいればそうでない顔もいたので,外部っぽい人には「外部潰す外部潰す外部潰す外部潰す外部潰す外部潰す外部潰す外部潰す外部潰す外部潰す外部潰す外部潰す外部の人も一緒に頑張りましょう!」って顔してました.
最初は基礎科目です.例年,1~4が基礎数学で,5が基礎力学なんですが,透けて見えた問題を見てみると1に力学が来ていました.今思えば「その変更要る?」って感じですね.解いた所感としては,例年より難しくなったような気がしました.複素関数の絶対値の最大値・最小値を求める問題と複素積分計算するだけの問題はまあ一番簡単に解けたんですが,それ以外の問題が微妙な出来でした.この「微妙」は,「単位はあるやろうけど好成績は見込めない」微妙さでした.力学を解いていて途中で進めなくなったからって全消しして線形代数の問題を解くことにしたとか,そういうことしてる時点で焦っているのが丸わかりです.まあ90分あってとりあえず3問分全問解けたのでヨシ!ぐらいの気持ちで昼休みを迎えます.昼休みが結構長いので,気晴らしがてら試験室以外の所で昼食を摂ることにしました.
結局これ食えたおかげで基礎科目の微妙な出来がどうでもよくなったような気がします.サンキューあくた川フォーエバーあくた川*5.
そして専門科目の試験が始まり,工業数学と流体力学だけ問題を見てみました.工業数学も解けそうでしたが,流体力学の方が圧倒的に簡単だったので普通にそっちを解いて提出しました.その時の試験監督が研究室の助教だったので心の中で「ごめんなw」って言ってました.
ここで,当日のスケジュールを見てみましょう.
- 9:30 集合
- 10:00~11:30 基礎科目試験
- 11:30~12:30 昼休み
- 13:00~14:30 専門科目試験
- 15:45ごろ 口頭試問対象者(筆記試験合格者)発表
- 16:00以降 それぞれ指定された時間に口頭試問
当日に爆速で採点されて結果出るとか,小学校のとき通ってた塾のテスト思い出します.知り合いには免許の試験って言われました.他の専攻は大体日を別にしているのですが,よっぽど早く終わらせたいんでしょうか.というわけで,専門科目の試験が終わってから1時間ぐらい祈祷の時間でした.僕と,もう1人の研究室同期と学生部屋でちょいちょい喋りながら,1階の掲示板に掲示されていないかを見に行っていました.実は我々の学生部屋は建物の4階にあるので,1階~4階をずっとシャトルランする羽目になってなかなかしんどかったです*6.さて,15:45に発表とのことだったので,その時間に5回目(?)ぐらいの確認をしに行くと,こんな貼り紙がありました.
は??????????????????????????????????????
生殺し&祈祷&シャトルランの時間継続です.こちらの心理的負担は限界に達しようとしていました.そこから待つこと35分間,ようやく結果が発表されました.
研同期も僕も受かっていました.とにかく胸をなでおろしました.受験者35人(うち10月入学3人,4月入学32人)いたんですが,ここで半分以上の18人が落ちていました.ヤバ.とにかく基礎科目の微妙な出来を専門科目でリカバリーできたってことなので安心しました.
さて,口頭試問はこんな感じでそれぞれ時間が指定されます.
いや出頭て.取り調べかな?とか思いながら学生部屋で時間潰してました.実は,研究室の先生から散々「内部は口頭試問行けたらほぼ勝ち」って言われてたので,全然対策もしておらず,せいぜい志望理由書見返すぐらいしかしてませんでした.
時間になったので控室に行きます.終わった人が次の人を毎回呼びに来るスタイルでした.ちなみに上の画像の紙に書いてある控室の場所が大嘘で,実際はさっき筆記試験を受けた部屋だったので,親切な人は場所も教えてました.口頭試問の内容が気になるので,周りの会話を盗み聞きしてたのですが,なんか「午前の試験はできましたか」とか「統計力学は簡単でしたか」とか訊かれてた人がいました.何その質問.
呼ばれたので試験室に行きます.英検の2次試験の面接のときみたいな感じでノック3回して「失礼します!!!!!!(800,000,000dB)」って言ってから入室しました.試験室は普通の教室みたいな感じで,教壇があって学生が使う長机と椅子がいっぱいあってみたいなところなんですが,普段学生が座っている側に専攻の先生方が勢ぞろいしており,教壇に1つ置かれた椅子に座って受け答えするような感じでした.圧迫面接かな?と思いながら,研究室のボスに「荷物を置いて椅子に座ってください」って言われました.ここで椅子に荷物を置いて立って解答しようとしてしまいました(チャペカウント1).
まずは形式的質問があって,確か訊かれたのは
- 受験番号と名前*7
- 現在の所属
- 卒業研究に類する科目を履修している場合は,それのテーマやその科目の一環でやっていること・卒研の指導教員
- 博士課程への進学予定はあるか
- 研究室の志望順/指導をお願いしたい教員(ここで願書と変更することもできます.確か募集要項に書いてあったはず)
だったと思います.流石にこんなところでは詰まりません.ここはスムーズに受け答えできました.志望順を訊かれたときに即答えてしまって,ボスに「まだ説明があるんですけどもういいですか」って言われたぐらいでしょうかね,チャペ要素は.で,自由質問のコーナーですが,先述の通り「なんでうちの研究室志望やのに流体力学解いてるんですか?」って訊かれました.別に嘘をつく局面でもないので「両方勉強してたけど流体の方が解けそうやったから」って素直に答えました.なんと自由質問はこの1問で終わりました.終わって次の人を呼びに行って,僕の院試が終わりました.質問してきたのは結局ボスだけでした.多分他の内部生もそんな感じやったんやと思います.
あとは当日がちょうど祇園祭の宵山だったので,高校同期と合流してタコほど飲酒しました.
終わった後
1週間後にネットで合格発表見ました.受かってました.内部で落ちた人は結局観測してないです.歓送した閑叟ですが,もう2度と受けたくないです.
以上です.前後編に分けたら一生後編が出せずに失踪すると思ったので全部書いたらバカ長文になって笑いました.成績開示できるっぽいので,せっかくやし開示請求してみようと思います.最後までお読みいただきありがとうございました.
*1:このプロとバトるのを徹底的に避けたのは,良くない噂しかない研究室,通称アズカバン/アルカトラズがあって,そこには絶対に行きたくなかったからですね.どうやら原因だったらしい教授は今年度末で定年で,助教はゲーム会社に転職したらしく,ブラック研ではなくなるらしいです.
*2:もうコロナ禍の前の話ですが,土曜の夜とはいえ,中央快速線の東京発高尾行きの最終が新宿で乗車率200%とかになってたり,そもそもいつ乗っても電車が混んでたりと,流石に人が多すぎると思っているのはマジです.あと向こうで一人暮らししようとすると大学から離れたところに住むのはほぼ当たり前みたいな状態なので,それだと一人暮らしのメリットなくないか?と思ったというのもあります.
*3:行列式・固有値と固有ベクトル・ベクトル空間とか。Jordan標準形とかは出ない。
*5:卓上にニンニクが置いてあるので入れまくって試験室の環境を最悪にしようかと思いましたが,冷静に口頭試問が控えていることに気づいて辞めました.
*6:というのも,エレベーターには「受験者使用禁止」って書いてあったので,一応それを守って階段で上り下りしてました.思いっきりこの建物の中の人やのにそんなん制限するんかって思いましたが何かあっては困るので…….
*7:ちなみに研のM2の先輩はこれ答えられなくても受かったらしいです.どうなってんの?
献血に行ってきた話
こんにちは.
先日,大学に献血のバスが来ていて,色々あって人生で初めての献血をすることになったので記事にしました.
先日大学に行って,昼休みに一緒に昼ご飯を食べようと友人と待っていた時,献血のバスが来ていて,「人生で1回は献血してみたくね?」「確かに」みたいな話をしました.ですがその場で行くことはなく,そのまま大学近辺のインドカレー屋さんに行って昼食を摂りました.
(本筋とは何も関係ないんですが,久しぶりに食べたら美味しかったです)
そのまま3限に遅刻して前回のレポートの講評を聞きそびれつつも出席し,3限が終わった後は大学の図書館で勉強していたのですが,Twitterを見るとさっき会った友人から「実習終わったら献血行くけどどう?」みたいな連絡が来ていたので,まあ別に断る理由もないし人生で1回ぐらい行ってみたいってのはそれはそうなのでそのまま行くことになりました.
友人と合流して献血バスの所に行くと,2人とも初めてだったからか,まず問診表を渡されました.ちゃんと覚えてはないですが,確か
- この1年以内にワクチンを接種したことはあるか.
- エイズかどうかを診断してもらいに来たわけではないか*1.
- 近い血縁者にB型orC型肝炎に罹った人はいるか.
- ピアスの穴あけをしたことはあるか,したことがあればそれはいつなのか,誰にやってもらった(やった)のか.
みたいなことを訊かれた記憶があります.後は,身長/体重/生年月日/血液型などを訊かれました.それを書き終わると,スタッフの人による軽い問診があります.ここでは確か,さっきまでの質問以外に,PCR検査を受けたことがあるか,新型コロナウイルス感染症ワクチンを接種したことがあるかを訊かれました.前者は分からないですが後者は確か1ヶ月ぐらい空けないとできないみたいな貼り紙があったような気がする.その問診の最後には,次回以降の本人確認のための暗証番号を設定したり,指紋を登録したりしました.これがないと,学生証/保険証/運転免許証/パスポート(行けんのか知らんけど)か何かを出す必要が出てきます.
これが終わると,その横のブースにあるタブレット端末にデータを入力していきます.住所等のデータは先ほど入力されていたのですが,ここでもまた最初の問診票と同じような質問(ex. B型肝炎罹患者の有無など)をされます.それが終わると,(採血用の椅子や設備がない方の)バスでまた看護師さんから問診を受けます.
さて,ここでちょっと話は変わりますが,皆さんは自分の血液型をきちんと把握していますか?普段から血液型占いを気にしている,あるいは手術等での輸血経験がある人以外,意外ときちんと把握できていない人が多いのではないでしょうか.ところで,今バスに乗り込んだ僕と友人は,献血前はこんな感じに思っていました.
- 友人: 自分の血液型をきちんと把握していないが,多分几帳面やしA型やろw(自己申告はA型).
- 僕: もう昔からずっとA型と言われて育ってきたので,A型ということに確信を持っている(もちろん自己申告はA型).
問診の後は,ヘモグロビンの濃度(?)が足りているかどうか(多分足りないと献血できない)などを見るために,指先から少しだけ血を採られて軽い採血検査があります.友人は僕より先にそっちに行っていたのですが,耳を澄ませて会話を聞いていると
友人「A型です.」
看護師さん「では採血しますね~.(なんかの試薬と反応させて凝集反応を見る)お兄さんAB型ですよ.」
友「マジすか???????????えっ,僕AB型なんですか????????????」
看「はい.」
この会話を横で聞いてた僕はずっと笑いをこらえていました.そいつが先にバスを出る時,「マジで何なんだよ」「ガチでおもろいんやけどw」みたいな会話をした記憶があります.さて,次は僕の番です.
看護師さん「荷物そこ置いて座ってください~」
僕「はい.よろしくお願いします~」
(中略)看「血液型は?」
僕「A型です.」
看護師さん「では採血しますね~.(なんかの試薬と反応させて凝集反応を見る)
お兄さんAB型ですよ.」
僕「えっ本当ですか???????????えっ,僕AB型なんですか????????????(2回目)(デジャヴ)(歴史は繰り返す)(万物は流転する)(12903010742097dB)」
看「はい.」
僕「えっ…僕ずっと自分のことA型やと思ってました……」
看「でも,ここで抗原が両方凝集していて~(よく分からん話)間違いあったらダメなのでもう一度だけ検査しますね.」
僕「お願いします.」
看「……やっぱりAB型ですね」
僕「えぇ……本当ですか……まあ弟がAB型なので不思議ではないんですけどね~」
看「本当にご両親の息子さんで良かったですねぇ……まあ40代ぐらいになってから気づかはる人もいるんでね~」(これはなんなんだよ)
看「じゃあ次はあのバスに乗ってもらいますね~.先に水分補給お願いしたいので,そこの箱から何か好きな飲み物1本持ってってください~*2」
僕「ありがとうございました~」
…………
マジでこれは何なんだよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
冷静に20年間も自分の血液型勘違いしてたの怖すぎる.てか何より確信持ってたのでまあまあショックでした.自分が几帳面な性格なのは血液型のせいではないんですね.
とにかく,言われた通りに採血用のでかい設備がある方のバスに乗り込みます.そこでは友人が先に採血を始めていたので,着くなり
僕「あの,本当に面白いことが起きたんですけど,僕もAB型でした」
友「マジでなんなんだよwこの兄弟がよw」
みたいな会話をしました.ちなみにこの会話を聞いていた看護師さんが「"あの方"と兄弟なんですか……?」って友人に訊いててクソ面白かった.さて,言われた通りにバスについてからは水分補給をしました.さっき貰ったペットボトルを空にしつつ,横に置いてあったカントリーマアムを食べてると,看護師さんに呼ばれたのでブースに向かいました.
歯医者の椅子みたいな椅子に座ると,さっそく採血する方の腕(僕は右腕でした)を消毒されました.また,採血中の運動として,足を組んで足首を伸ばしたり伸ばさなかったりみたいな手順が書かれた紙を渡されました.多分上半身or下半身に血液が偏らないようにするための運動だと思います.あれよあれよという間に右腕に採血用のクソ長注射針を刺され,採血が始まりました.採血経験者ですが,それでも長い針を体に刺される感覚は正直最初気持ち悪かったです.ですが,適当に看護師さんと喋ったり,左手でスマホを見たりしていたらあっという間に献血が終わりました.その後は,起き上がる際に急に起き上がってはいけないことなどの注意を受け,また,研究に使ってほしくないとかそういうのあったらこの番号に電話してくれみたいなのを言われて,献血自体は終了です.
バスを降りると,景品を頂きました.業務スーパーとかコストコとかで売ってそうなサイズのキットカットの袋やらなんやら色々貰いました.ちょっと血をあげるだけでこんなにありがたがられ,しかもこんなに景品もらえるなら行き得だな~となりました.あとは,包帯を外してよくなる30分が経過するまでバスの近くで友人と喋ってました.どうやら我々が几帳面なのは血液型のせいではなく,ただの性格によるものなんだな~みたいな話をした記憶.身をもって,血液型特有の性格を否定して見せた2人でした.花にふわふわ言葉浴びせると早く咲いて,逆にチクチク言葉浴びせると枯れるみたいなのと一緒で,周りからA型だA型だと言われると本人の行動もA型っぽくなるみたいなことなんでしょうね.血液型あるあるみたいなのはもう一切信用できないねぇ.
結論
- 献血は色々もらえてアドだし,何より人の役に立ててる感あるから行き得
- 自分の血液型は把握しよう(この文中だけで2敗)
AB型は日本人の10%しかいないらしいので,これなるべく献血行った方がいいんですかね.まあ次に行ける9~10月ぐらいに気が向いたら行こうと思います.
おわりだよ~
静岡旅行記
こんばんは.
先日静岡県東部を訪問したので,その時のことを記事にします.
はじめに
旅行記そのものとは関係ないのですが,最近ブログの更新をサボっていました.というのも,朝起きて教習所に行って帰って採点バイトしばき倒して譜読みして歌を歌ってYouTube見て寝るという生活をしていたので,ネタもなく,そもそも忙しくてなかなか時間が取れませんでした.そういうわけで,今回は旅行に行ったということもあり,久々に重い腰を上げた次第です.
この旅行前日に,高校同期から「明日空いてる?」「静岡行こうぜ」とかいうLINEが来ました.そんなポンポン行けるもんじゃねぇだろと思いつつ,どうせその日は学科教習しか予定してなかったのでまあいいかと思い,「いいよ~ん」的なLINEを返しました.さて,誘ってきた彼は新幹線で往復することを考えていました.往復新幹線で旅行するなど,昨年の3月に高校同期と卒業旅行に行ったとき以来です*1.1人で旅行するときは,ほぼ必ずと言っていいほど在来線もしくは高速バスを使う人間なので.別に金銭面はどうとでもなるのですが,少しでも安くしようと思って色々手段を考えました.
東海道新幹線は,はっきり言って(比較的)安く乗れる手段は「ぷらっとこだま」ぐらいしかありません.調べてみたところ,「ぷらっとこだま」を使うと,京都~静岡の往復で指定席特急券込みで15,800円でした.普通に乗車券+特定特急券を買うよりも4,000円安くなります.しかも,京都~静岡で片道で2時間強かかる程度なので,別にこだまを利用することについても問題はありません.しかし,鉄道旅には明るくない(本人談)彼にとってはそのシステムは「ややこしくて弾丸旅行には向かん気がする」とのことだったので,今回は彼に合わせる形で,当日京都駅で乗車券と特急券を買うことになりました.余談ですが,彼は新幹線の切符が当日に購入できることも知りませんでした.よく考えてみたら,僕みたいな"そういう"人ならまだしも,そうでもない上に新幹線の利用頻度も高くない人にとっては,新幹線は事前に切符を買っておくものという認識をするのも無理もありません.
当日①(京都駅~昼飯)
かくして,乗る予定の列車も決まり,当日を迎えました.当日は湖西線の列車に遅れが出ていた影響で,僕の乗っていた新快速が4分遅れるという事態もありましたが,特に何事もなく切符の購入を済ませ,久方ぶりに京都駅から新幹線に乗ります.やってきたのはひかり500号東京行き,確かN700系X25編成だったような気がします.このひかりは広島始発で,なんと京都まで各駅に停車するというひだまタイプの列車です*2.新大阪始発に比べて自由席が混んでいそうだと思っていたので,座れなければ後続ののぞみで名古屋へ行き,そこからこだまに乗る算段でしたが,結果的には自由席は乗車率20%程度でした.比較的階段に近い4号車でこれですから,1号車とかもう貸し切り状態だったのではないかと思います.流石にこの状況で自由席が混雑することはありませんでした.そしてこの列車で静岡まで向かいました.
静岡駅に到着し,新幹線の静岡駅に初めて降り立ちました.改札を出ると,静岡に住んでいる高校同期が迎えに来ていました.昼飯をどこで食べようかみたいな話になったのですが,結局新静岡セノバの「さわやか」に行くことになりました.知らない人向けに解説しておくと,「さわやか」とは静岡県ローカルのハンバーグレストランです.いつから全国的に有名になり始めたのか定かではありませんが,県外からも多数の客が出入りするレストランです.実際,静岡県の人口が約360万人なのに対して,客数は延べ約630万人と,中でもらった紙に書いてありました.駅に近い店舗なので混んでるかと思いきや,想像していたほどではありませんでした.というのも,聞くところによると時間帯によっては某某ズニーランド並みの行列ができるらしいので,まあ諦めて別の店に行く流れかと思っていたからです.と言っても,待ち時間は20分.ハンバーグレストランに開店凸したら20分の待たされを賜ったと言えば,なかなかおかしい話ですよね.
近くの本屋で適当に時間をつぶしてから,店に向かいます.すごいのは,整理券についているQRコードを読み取ると,あと何分ぐらいで呼ばれるかが分かるようになっているのです.どこまでもテーマパークぶっています.僕はげんこつハンバーグ(1,210円)を頼み,ソースはオニオンソースにしました*3.待っている間に今日どこへ行くのかを話しました.もともと白糸の滝に行く予定だったんですが,行きたいって言っていた高校同期が「いや,滝を見る季節って今ではないやろ(それはそう)」と言い出し,僕を含めた残りの2人共,今までに行ったことあるということも考えて,白糸の滝へ行くことはなくなりました.代わりにどこに行くかみたいな話になって,結局僕が提案した「三島スカイウォーク」に行くことになりました.じゃあそこ行ってから沼津港行くかみたいな話になったところで料理が到着しました.
さわやかのげんこつハンバーグと言えば,持ってきていただいた時にクソデカハンバーグを目の前で切って,それを半分ずつにした後鉄板に押し付けるパフォーマンスが有名です.当然動画も撮りましたが,ここには載せられません.食べてみるとヤバいことが起きました.正直「まあ正味パフォーマンスがウケてるだけってのと,単に有名になったからみんな行きたいって思ってるだけやろw」って思ってたんですが,味もとても美味しかったです.今までに体験したことがない美味しさでした.これなら18きっぷ余ったときに雑に静岡県まで在来線で行ってさわやか食って帰るだけの旅をしてもよさそうです.やっぱり,有名になるには有名になるだけの理由があるんですね.
当日②(昼飯~三島スカイウォーク方面へ)
昼飯を食った後はレンタカー探しです.某イムズカーシェアを使ったのですが,車がどこにあるのかを探すのに苦労しました.いざ乗り込むと,カーナビのインタフェースがクソすぎて,目的地の設定ができない状態になっていました.仕方ないので,免許を持っていない僕が後部座席からひたすらGoogle マップを使ってナビゲーションをすることにしました.今度からはちゃんとしたところで借りようと思います.
この旅は,友人の運転の練習も兼ねていたので,基本的に運転はその友人が担当する予定だったのですが,この友人,ペーパードライバーすぎてヤバかったです.具体的には,バックミラーを収納したまま出庫しようとしていました.流石に止めました.仮免ドライバーに指摘されるってどうなの……結局,市内中心部の道が複雑ということで,行きは別の友人が運転することになりました.ひたすら国道1号線を東に進む旅でした.途中の蒲原とか由比とかあのあたりで,国道1号線・東名高速道路・東海道本線が立体交差する有名なポイントを実際に走ることができてよかったです.
さて,この後ヤバいことが起きました.国道沿いにある三島スカイウォークに入りそびれました.これだけでも十分ヤバいことなのですが,その後4~5kmぐらいUターンできる場所がなく,結局「箱根エコパーキング」なるよく分からないところ*4で,休憩がてら停まってUターンすることになりました.そこのマップ見てみたら,あと数kmで芦ノ湖とかそこらへんに行けるぐらいの場所でした.この旅行のメンバーは,脚注にも書きましたが高校卒業時に旅行に行ったメンバーの真部分集合であり,しかもその時の行き先が箱根だったので,マップを見て「いっそのこと箱根行くか!w」とか言いながらゲラゲラ笑ってました.たまにはこういう旅もいいですね(本当?).その後Uターンし,無事に入ることができました.
以前ゴールデンタイムに放送している,路線バスの旅的な番組で出てきたとおりのいい感じの場所でした.車に乗っているときはあまり天気が良くなく富士山は見えなかったのですが,こちらからは割ときれいに見えました.
ちょっと「夕映えの富士」には遅い時間でしたが,それでもふもとからクソデカい富士山を見られてよかったです.
この三島スカイウォークには日本最長のつり橋(400m)があって,その横にはジップラインがありました.3年前に一回やってめちゃくちゃ楽しかったのでやりたかったのですが,行く時間が遅すぎてもう受付してませんでした.悲しいね.結局割引券をもらったソフトクリームを食べて,沼津港に向かいました.
当日③(三島スカイウォーク~沼津港~静岡市内)
三島スカイウォークからは先ほどバックミラーを収納したまま運転しようとした友人がハンドルを握り,沼津港へ向かいました.途中港湾管理者以外入れなさそうなところに入りかけるなどのハプニングはありましたが,何とか無事に到着しました.到着してみると,ほとんどの店が営業を終了していました.
は????????????????????????????????????????????????????????
いや,確か着いたのが17:30ぐらいだったのですが,それでいてほとんどの店が閉まっていて,シンプルに何をしに来たのかわからなくなっていました.確か海鮮系の旨いものを食おう的なノリだったのですが……
嘆いていても仕方がないので,静岡市内でどこかいいところはないかと探した結果,おいしそうなうなぎ屋さんを見つけたので,そこへ向かいました.静岡駅の近くだったので,とりあえず車を返してから向かうことになりました.帰りは暗い上,国道1号線を西へ進むだけでほぼナビすることもなかったので結構寝てました.
車を返した後は,予約時間に間に合うように走りながら,「清むら」さんでうな重と砂肝(?)を頂きました.
ヤバいことが起きました(2回目). 鰻がとても分厚く,こんなに美味いうな重があるのかと思って横転しました.一見量が少なく見えるのですが,鰻が分厚かったおかげで満腹になりました.男3人,時々小声で「マジで旨いな……」「俺これ食った後㊙されたりせえへん?」みたいな話をしながら無心で食べていました.
この後は,静岡駅まで歩き,静岡在住の友人に見送ってもらった後,新大阪行き最終のひかり663号(確かN700系X74編成)で京都まで帰り,そこで京都在住の友人とも別れ帰宅しました.
おわりに
今までに静岡県は数回訪れたことがあるのですが,今回のように静岡市内や三島方面を訪問したのは初めてでした.今までは,富士宮市周辺の観光(白糸の滝とか)や,岳南電車乗りつぶしぐらいでしか訪問したことがなかったのですが,改めて「静岡,ええとこやん」と思えました.また冬休みには,気軽に行ける範囲でどこかに行こうと思っています.
最後まで読んでいただきありがとうございました.
怖い話
今週のお題「怖い話」
おはこんばんにちは。今週のお題が「怖い話」なので、今までに見た、あるいは読んだホラー映画・ストーリーのレビューでもしようと思います。ネタバレだらけなので見たくない人は見ないでください。
映画部門
「着信アリ」シリーズ
映画は3部作です。第1作のあらすじがこちら:
女子大生・中村由美(柴咲コウ)の友人でもある岡崎陽子や河合ケンジが、謎の死の予告電話によって次々と不可解な死亡を遂げていく。その死の予告電話の内容は、なぜか未来からの発信時刻で来ており、死ぬ瞬間の声や映像、画像が送られてきてその未来の時刻に差し掛かったとき、その通りに死んでしまうのである。
新たに死の予告電話を受けた小学校からの幼馴染みの友人・小西なつみ(吹石一恵)を救うため、由美は謎の男・山下弘(堤真一)の協力を得て事件の真相を追うが、彼女も今までと同様に予告通りにテレビの生放送中に悲惨な死を遂げてしまう。そしてその直後、遂に由美自身が「死の予告電話」を受けてしまい……
つまり、かかってきたら死ぬというクソ理不尽な電話によるホラーストーリーです。携帯電話を持つのが当たり前になった時代だからこそできたものですね。
この映画は、もちろんホラー要素もあるのですが、どちらかというと後述の「呪怨」シリーズに比べれば、悪役(悪霊)に立ち向かう的な要素が強いように思います。実際、どの作品も、「電話やメールの発信源は誰なのか」「どうすれば電話などを止められるのか」という戦いの色が強いストーリーになっているように感じました。また、悪霊による殺し方も多彩です。電車にひかれる、生放送中に首がもげるなどに始まり、3作目の「着信アリ Final」ではもはや思いついた奴の方が怖いというような殺し方をしているときがあります:
- いきなり頭上の電線が切断され、謎の力で首を巻き取られて焼かれる。
- いきなりベッドの下から伸びてきた手に引きずり込まれ、全身の関節を本来と逆向きに折られる。
- 突然行方不明になったかと思えば、主人公がコインランドリーを開けたときに首だけ落ちてくる。
- いきなりエレベーターが真っ暗になって、同乗していたはずの人は消え、次に扉が開いた時には、着信のあった人は自分の心臓をえぐり、手に持った状態で死んでいる。
「Final」では、メールに「転送スレバ死ナナイ」という文言が追加されています。これは言葉の通り、死の予告メールを受信してしまっても、誰かに転送すれば、禍から逃れることができるというものです。ここで転送されてしまった人がまた誰かに転送することはできず、その人はなすすべなく死んでいくことになります。「Final」ではとある高校の修学旅行が舞台ですが、このシステムのせいで修学旅行が修羅場となってしまっています。1作目、2作目が「霊的な怖さ」を表現しているとすれば、3作目は加えて「生きた人間の怖さ」を表現することに成功していると言えます。長々と書いてきましたが、総合的にはホラー映画としてお勧めできる作品です。むしろ最後は元凶を倒してしまうので、すっきりした終わり方が好きならこちらの方がおすすめです。
「呪怨」シリーズ
言わずと知れた和製ホラーの名作中の名作です。ストーリーの概要がこちら:
この世に強い怨念を残して死んだ女性・佐伯伽椰子が、その呪いを人々に伝播させるオムニバス形式のドラマである。(中略)佐伯家は「無人の家」となり、次々と入居者が引っ越してくるが、その家人や親族、事件の捜査をした刑事たち全てが伽椰子の呪いで死んでゆくことになる。ビデオ版2作と、劇場版2作の合計4タイトルはすべてストーリーが繋がっている。
正直「着信アリ」の比じゃないレベルで怖いです。マジで。「家」にさえ入らなければいいはずが、「家」に関わった人に関わるだけでも呪いが伝播するという超ウルトラスーパー理不尽な設定が、恐怖を増幅させています。つまり、これを今読んでいるあなたもどこかで呪いをもらってしまっているかもしれないのです。「自分にも起きるかもしれない」と思わせたときが、ホラー映画の勝利だと思っています(何に対しての?)。
こちらでは、悪霊が直接現れて手を下すことが多いです。これでもかってぐらい出てきます。ビデオ版では、分身して校庭に100体ぐらいいる、という状況も見られます。逆にここまでくると笑いそうになります。
呪われた人が恐怖のあまり布団にこもっていると、布団の中から悪霊が出てきて、そのまま"あちら"へ引きずり込まれてしまうというシーンがありました。私はこれが今まで見た中で一番怖いシーンだと思いました。通常、我々は布団に入ってしまえば、安心して体を預けてしまいます。いわば「聖域」であるにもかかわらず、そこにすら出現してきたので、もはや安寧の地はないのだと思わされるシーンです。これ思いついた人ははっきり言って頭おかしい(褒め言葉)。
こちらは「着信アリ」に比べれば、死に方のパターンは少ないですが以下のようなものがあります:
- 「声」が聞こえたと思えば、知らない間に襲われている(よくある)。
- 霊に取りつかれた周りの人間に襲われる(これもよくある)。
- 椅子の下からいきなり出てくる(は?)。
- 布団の中からいきなり出てくる(最悪)。
- 仏壇の中からいきなり出てきて、主人公を引きずり込む(は?)。
- 上空からいきなり現れて、上空へ連れ去る(もはや宇宙人)。
- 生きた人間に取り憑いて、フライパンで殴り殺す(トムとジェリーかな?)。
もはや恐怖より疑問が先に出てくるシーンすらありますが、和製ホラーの名作中の名作ので、ホラー好きな方は見ることをお勧めします。但し、苦手な方は本当にやめておいた方がいいです。マジで眠れなくなると思います。
一応、あの貞子が出てくる「リング」シリーズも少しだけ見たのですが、ここでは印象に残っている2つのみを紹介しました。ちなみに深夜にこの記事書くために色々調べていたのですが、怖くなって(超ウルトラスーパーミラクルストロングスペシャル大萌え発言)今オタクソングを大音量で流して多動することにより除霊を図っています。もし霊が一般人なら気持ち悪がって近寄ってこないし、肝人なら一緒に多動することにより仲良くなれそうです。完璧な作戦やろ
ストーリー部門
「洒落怖」シリーズ
実はホラー小説は読んだことがないので(は?)、ここで紹介するのはネットに上がっているストーリーです。「洒落怖」とは、2chオカルト板のスレッド「死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?」の略称です。その名の通り、死ぬほど洒落にならない話しかありません。文字だけでここまで人を怖がらせられるのは、一つの才能だと思います。私が読んだ中で一番怖いと思ったのは、「リゾートバイト」でしょうか。「八尺様」などももちろん怖いですが、「リゾートバイト」は具体的な描写がかなり多く、昼間に読んだにもかかわらずしばらく部屋を出られなくなるレベルでした。気になる方は、検索するとまとめサイトが多数出てくるので、読んでみてください。ホラー好きには十分お勧めできます。
「意味怖」シリーズ
正式名称は「意味が分かると怖い話」です。その名の通り、ぱっと見では「全然怖い話ちゃうやん!」って思うのですが、後で解説などを見てみると意味が分かり、同時に鳥肌が立つという話です。確かに怖いものは結構怖いし、後味も悪いですが、意味怖はピンからキリまであるので、解説を見てもすっきりしないもの、そもそもあまり怖くないものもあります。もしかしたら満足できない人もいるかもしれません。
いかがでしたか?
TV番組の「ほんとにあった怖い話」や「世にも奇妙な物語」も取り上げようかと思ったのですが、あれは回ごとに違いすぎたので今回は取り上げませんでした。クソ暑い夏が続いていますが、たまにはこういうのを鑑賞して背筋を凍らせてみてはどうでしょうか。私はもういいです
最後まで読んでいただきありがとうございました。
P.S.
年を取ってビビり度が上がった気がする。小学校の頃はほんとにあった怖い話とか平気で見られてたんですけどね……つらい。
オタクと伊勢・鳥羽をしばいた話②
おはこんばんにちは.
突然ですが昨日,よりもい*1を何故か急に見たくなって広義朝飯後13話ぶっ通しで見ました.
…
は??????????????????????????????????????
まあよりもいのオタクじゃなければ意味分からないと思います.別にキチゲが溜まってたとか鬱病が発動したとかじゃなくて,本当に突然見たくなったので即Amazon Prime Videoを起動して視聴した次第です.ちなみに2周目の楽しいところは,一通りストーリーを知っているので伏線にすべて気づけることですね.まあ多分数か月後にまた見てるでしょう.何度見ても横転できるのってすごくない*2?
よりもいには次のような効能があります.悪徳商人が売りつけてくるものの例としてよく挙げられる水晶玉もびっくりの効能です:
- 滋養強壮
- 体力回復
- 成績上昇,苦手克服(サンプル数1)
- 大学合格(サンプル数1)
見なさい(天皇).
(ここからネタバレ注意)
去年のちょうど今頃,2話に出てくる広島県呉市の「港町珈琲店」さんにお邪魔してきましたので,そちらの記事もどうぞ→
ここだけの話ですが,当時1話と2話を勘違いしてました.謹んでお詫び申し上げます.
……………………………………………………………………………………………………………………………………………
早く旅行の話しろよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
と,お叱りが飛んできそうなのでそろそろ本題に戻ります.
おかげ横丁→伊勢神宮(内宮)へ
続きです.伊勢うどんを美味しく頂いた後,赤福本店に行きました.そこでは赤福氷なるものを頂きました.
↑これちょっと匂わせ写真みたいになってて後で見返したとき爆笑した.誰も相手がキモオタクやとは思わんやろw
ここに告白するのですが,私はあまり抹茶系のスイーツが好きではありません.だって苦いし(超スーパーウルトラミラクルスペシャル大萌え発言).なので,頼んでこれが出てきたとき,正直「美味しく頂けるかな…」と不安だったのですが,いざ食べてみると美味すぎて横転.横転した影響で周りから客が消えました
うまく言葉にできないのですが,ただ「苦い!」*3というのではなく,その中にも甘みが感じられる一品でした.しかもこれ,中に赤福が入っています.大満足の味でした.
食べた後はそのまま内宮へ行きました.なお,五十鈴川御手洗場(内宮ではここで手を清めるらしい)は,某以前に工事の影響で水が濁っていたため,使用不能になっていました.虫を発見して喜ぶ腕白少年ぶったオタクをよそに,そのまま参拝しました.
鳥羽方面へ移動
おかげ横丁を通り抜け,また猿田彦神社前バス停からバスに乗ります.本来はここから伊勢市駅に戻り,参宮線で鳥羽に行く予定でした.ところが,参宮線は悲しいぐらい本数が少なく,このままだと伊勢市駅で1時間以上の待たされを賜ることになります.というわけで,少し予定を変更して五十鈴川駅で降り,近鉄鳥羽線で鳥羽まで向かいました.オタク,少しは調べながら移動する習慣をつけてくれ……
特に何事もなく鳥羽に到着.「海探しに行くぞ~!w」とか言ってオタクと盛り上がってたら駅からすぐ見つかって爆笑してた記憶があります.
ここでもオタクがすぐ「おい,#〇〇大学イエッタイガー部 やるぞw」とか言いだして,海沿いの公園に行くことになりました.思考ワンパターンすぎるやろ……w
その公園には無料で入れる足湯がありました.3月に熱海駅前の無料の足湯に入ろうとしたら某のせいでやってなかったという悲しいエピソードを知人から聞いていたのでやっていたか不安でしたが,何故かやっていました.ありがたいね.ちなみにこの足湯は,なんと女性声優の会沢紗弥さんが撮影で使ったことがあるところでした.
鳥羽駅からすぐ近くにどなたでも入れる足湯があるのですが訪れたときちょうどカップルがいちゃこらされており映り込ませてしまうのも追い出すのも申し訳なかったので撮影まで待ち時間が発生し、既に靴を脱いでいた私は極寒のなか裸足で数分立ち尽くしていたというエピソードがありました。 pic.twitter.com/sSWNEUdYiM
— 会沢 紗弥 (@_saya_aizawa) 2020年4月25日
オタクがこれを見つけて大騒ぎになり,近くから人が消えました.そして,「おい,会沢紗弥ぶって写真撮るぞw」とか言い始め,同じポーズをとるオタク,それを撮るオタクと地獄絵図が広がっていました.誰か助けてくれ…….あ,景色はかなり良かったので,ただただ海が見たいな~って人にはお勧めです.
その後,鳥羽城址に向かいました.何があるというわけではないのですが,九鬼水軍関連のところだったらしいです.頂上(?)には「♡ TOBA」とかいう「BE KOBE」のパクリというモニュメントが置いてありました.ここの広場で,またしてもオタクが「ミョーホントゥスケ広場やるぞw」とか言い始め,本当に撮りました.数か月前*4に大学の広場でやったのより個人的に好きです*5.
その後少し歩くと,「旧鳥羽小学校校舎」なるものを発見しました.完全な廃墟でした.正直昼でも窓の中を覗くと人ならざるモノと目が合いそうで怖かったです(スーパーウルトラ以下略).検索してみたら一番上に「旧鳥羽小学校 心霊」って出てきて,横で一瞬はぐれたオタクをあぶりだすためにクソ大声で家虎したのが今になって怖くなってきました*6.
オタクと合流するとちょうどいい時間になったので,晩飯です.「天びん屋 本店」というお店で頂きました.
ボケ美味かったです.これで3kちょいぐらいなので価格もかなり良心的です.正直もっと高くても納得していると思います.お通しがまず美味しくて横転し,次の刺身も美味しくて横転し,更に奥の煮物も美味しくて横転したのでちょうど2\pi\si{rad}回りました.刺身とかは普通に期待していたのですが,煮物が「こんな美味くできんの????」って感じで衝撃的に美味かったです.そして,対面のオタクが椎茸が苦手(大萌え設定)だったので,頼んだ茶わん蒸しに入っていた分を食べたのですが,これも美味しかったです.ありがとうございました.
帰路
とかやってるともう帰る時間になりました.オタク一同「帰るの嫌すぎる…」と嘆いていました.この楽しい時間を終わらせたくないというのもあったでしょうし,鈍行で全く同じルートで帰るのが嫌というのもあったでしょう.帰りのルートで名古屋・米原経由にするか,行きと同じで柘植・草津経由にするかで一瞬議論になりましたが,結局行きと同じルートで帰ることになりました.まあ基本オタクはずっと寝てました.
- 6本目: 参宮線・紀勢本線・関西本線 快速みえ名古屋行き 乗車区間: 鳥羽→伊勢市
- 7本目: 参宮線・紀勢本線 普通亀山行き 乗車区間: 伊勢市→亀山
- 8本目: 関西本線 普通加茂行き 乗車区間: 亀山→柘植
快速みえが快適すぎてわざわざロングシートの普通列車に乗り換えたくないとも思いましたが仕方ありません.
柘植駅ではなんと階段から降りて列車に乗ろうとしたタイミングでドアが閉まりました.半自動扱いやろうから誰かが閉めたんやろwと思ったら,側灯が消えていたので閉めたのは車掌さん.つまり乗り遅れです.まあ死を覚悟しましたが,田舎特有の
や さ し い せ か い
によりもう一度ドアを開けてもらえました.恐らく,敗因は8本目の列車が2分程度遅延していたこと,柘植駅が夜間無人駅のため最前部から降りなければならないことに気づくのに時間がかかったことですね.本当に気を付けようと思いました……
草津から乗り換えて,私の最寄り駅についてオタクが降りてくれたところで旅は終了しました.青春18きっぷは車内での合流・解散が禁じられているので.オタク,ありがとうな……
久しぶりの旅行で旅ゲージを発散できました.旅程組んでくれたオタクや同行してくれたオタクに感謝しつつこの記事は終わりにしたいと思います.最後まで読んでいただきありがとうございました.
オタクと伊勢・鳥羽をしばいた話①
おはこんばんにちは(激寒)
ブログのあいさつは何時を想定すればいいんだろうと考えた結果、何時に読まれても対応できる「おはこんばんにちは」が採用されました。我々インターネット老人会としてもな。
さて、今回は当時まだ残っていた期末レポートを放り出してオタクと伊勢・鳥羽へ行った話をします。ちなみにおかげさまで、昨日の深夜にUSSR特有の過集中が発動して期末レポートをすべてしばき倒し、前期を終えることができました。まあ、まだ集中講義が残ってるんですけどね。
出発まで
今回の旅は、オタクの18きっぷを使って伊勢神宮に参拝したのち、鳥羽の海を見に行くというものでした。しかし私は3年前に家族と伊勢神宮に参拝したことがあります。
「なんでわざわざ訪問済みのところに行く旅について行ったの?」
って疑問に思う人もいると思います。でも私は、初めてオタクとおでかけするのだからと思ってついて行くことにしました。後から考えてみれば、同じスポットを訪れる旅行でも、一緒に行動した人が違えば、旅の印象もまた違ったものになるので、そういう意味では訪問済みのスポットをもう一度訪れたことに関して何ら後悔はありません。むしろ楽しかったです。企画ありがとうな、オタク……。06:55京都駅集合汁!wとのことで起きられるか心配でしたが、何とか起床に成功。無事に旅行がスタートしました*1。
伊勢方面へ出発
いよいよ出発です。
世間はまだ平日なので、当然朝ラッシュにもまれながら向かいます。途中草津線の貴生川駅で、ボックスシートに座っていた私たちの他に誰もいなくなってしまいました。オタクキモすぎてついにライブスキル「人除け」を獲得したのかと思いきや、なんと自分たちの乗っていた車両は貴生川で切り離されるとのことで、前の車両に人が移動しただけでした。仮にも18きっぷで移動したことあるのに私は何で気づかなかったんでしょうね。多分オタクとヘラヘラ乗り換えしてたからだと思うんですけど(名推理)
大回り乗車だと柘植から乗り換えて加茂方面に行くのですが、今回は亀山方面です。いよいよ未乗区間です。ローカル線お馴染みのキハ120に揺られて亀山へ向かいます。地味に3年ぶりに気動車に乗りました。確か前回は2017年の夏に部活の旅行で氷見線に乗ったのが最後でした。あの時はキハ40+47でしたが。キハ120だと、同じ旅行で大糸線(南小谷→糸魚川)に乗ったのが最後でした。懐かしいような懐かしくないような、そんな感覚のもと一路亀山を目指します。そして亀山に到着しました。
亀山での乗り換えが30分以上あったのでオタクが退屈し始めました。どのオタクが言い出したか忘れましたが「#videostarヲタ芸部 やるぞw」とか言いながらホームの端で御宅芸能を打ちました。ボケが。乗り換え時間を楽しむ心もないのか……(ここで自分が打ってる動画を見せられて鬱になる)
3年前高山本線(高山→猪谷)に乗ったとき以来のキハ25で伊勢市を目指します。こちらのキハ25はオールロングシートとかいうクソゴミ仕様です。なんか18きっぱーになってロングシートに文句を言ってると、夏やなって感じがします(本当?)。
多気駅停車中に、街の雰囲気が良さげだったので撮った写真です。こういう寂れた(誉め言葉)町をただぶらぶらしてみたい。この後は参宮線を東に進み、伊勢市駅に到着しました。
伊勢市駅で降りたホームの向かい側から撮った写真です。めちゃめちゃ構内が広いのにほとんど列車がいないのは、昔貨物の取り扱いでもしてたんでしょうか。そう思って調べてみたら、1982年までは貨物の取り扱いをしていたらしいです。何とも言えない寂しさを感じさせる光景で、私は好きです。
伊勢神宮(外宮)→おかげ横丁へ
駅を出てまずは歩いて外宮に行きました。
まあ雰囲気よかったです。どの神社にも共通して言えることですけどね。いつもの作法*2で拝ませていただきました。まあ何を願ったわけでもないんですが。強いて言うなら、この劣った世の中を早く原状復帰してほしいと少し願ったぐらいでしょうか。
外宮の中にもいくつか神社があり、それぞれ参拝させていただいたのち、バスでおかげ横丁を目指します。この時、ちょうど目的地へ向かうバスが来ていたのにオタクから逃げるように走り去ってしまって待たされを賜りました。潰すぞ
猿田彦神社前バス停で下車し、歩いておかげ横丁へ。適当にぶらぶらした後、伊勢うどんのお店に入りました。
今回入ったのは「伊勢おはらい町 わらじや」というお店です。3年ぶりの伊勢うどん、とても美味しく頂きました。ありがとうございました。確かこの伊勢うどん大盛で820円だったような気がします。
めんどくさく長くなってきたので次回に続きます。最後まで読んでいただきありがとうございました。
初登校です(教習所)
こんばんは。
タイトルの通り、先日から教習所に通い始めました。
通い始めた経緯
もともとは、大学か中高の奴引き連れて合宿免許に行こうと思っていました。しかし、世間は御覧のあり様です。当然、合宿免許(あるにはある)に関しても、教習所の宿舎で身内6人ぐらいで大部屋貸切って毎日過ごす、なんてとてもじゃないですが不可能です。現状、例えば1人部屋タイプの者しか受け付けていない、などの制約がかなり多いです。
それなら無理に合宿で取らなくても、通いで取ればよくね?と思い、実家近くの教習所に通い始めました。ちなみに種類はAT限定です。
は??????????????????
どこからか「男のくせに…」とかいう声が飛んできそうです。最初はMTで取るつもりでした。昔から頭文字Dとか見てたので、MTに対する憧れがあったのだと思います。しかし、現代ではMTで取ろうとすると、ATより時間数もかかるお金も増えます。また、生涯でMT車を運転する機会など、おそらく一回もないでしょう。そう思い、AT限定免許を取ることにしたのです。最悪必要になれば、後から取ることもできるらしいので。
教習所の印象
学科教習が死ぬほどつまらない。
ほならね、自分で授業してみろって話でしょ?私はそう言いたい
噂通りでした。ほとんどがもう知っている話なのに、それを50分もかけて、しかも教官がつまらなさそうに話すのを聴くなんて、中世の拷問か何か?まあ頑張って耐えたいと思います。
技能教習の方はまだ1回しかやってないので何とも言えませんが、車って難しいですね(小並感)。ブレーキ操作が乱暴だと何回も言われました。マリカ仕込みの急発進しか知らないので、ブレーキなんて踏んだこともありません。そりゃそうなるわといった感じでした。まあやっていくうちに慣れていくのが分かったので、これから乗り続ければ多少改善するのだと思います。
目標は、後期が始まるまでに取りきることです。あわよくば前期集中講義が始まるまでに取りたいですね。
それでは。